劇あそびの基本

ISBN

4-89380-123-6
978-4-89380-123-4

小池タミ子

定価

1,300円
初版
1990年8月10日
日常の保育の中で、子どもたちとともに楽しむ劇あそびの入門書。
子どもたちの遊びを引き出す豊富な事例とていねいな解説で、すぐ実践に応用できる保育現場の必備図書。遊び歌/おはなし例も充実。

【目次】より
劇あそびと日常保育
劇あそびはなぜ必要か
劇あそびも"あそび"の一種
劇あそびと"あそび"の本質
子どもの心の二つの働き
"身ぶり"と"物真似"
劇あそびはなぜ幼児に必要か
三歳からは"劇あそびの時代"
三歳児の記録──1(大阪・長居幼稚園)
三歳児の記録──2(東京・今川幼稚園)
展開の方法(その1)〈ちいさなきかんしゃコットン〉
何はともあれ遊んでみること
しかしどんなお話でもうまくいくとはかぎらない
あそびのスタイルは一つではない
遊ぶまでにはこんな準備が必要
あそびは子どもの中から自然に生まれてくる
おもしろいところはたっぷりあそばせよう
いい加減に終わるならあそばないほうがまし
指導法は自分であみ出すもの
展開の方法(その2)〈さるとかに〉
あそぶクラスとスケジュールを決める
あそぶまでの下準備
展開の方法(その3)〈101ぴきのぞう〉
劇あそびのもとになる話──「101ぴきのぞう」のあらすじ
お話を聞かせて、イメージを共通なものにするため。みんなで話し合う
どんな役が必要か話し合って役をきめる
全体をいくつかの部分に区切ってあそぶ
全体をとおしてあそび
お面や小道具を作る
お面をつけ小道具を持ってあそぶ
運動場でやってみる
劇あそびのためのお話
カエルのともだち二十ぴき(小池タミ子・作)
タマとやかん(外国童話より)
いたずらな まほうつかい(小池タミ子・作)
だまされたワニ(南方の民話より)
たいことヒツジ(外国童話より)
かいじゅうガドン(小池タミ子・作)
ちいさなきかんしゃ コットン(小池タミ子・作)
金の子ヒツジ(グリム童話より)
二十と四人の海賊たち(小池タミ子・作)
巨人のバブレモ(小池タミ子・作)
ちいさな劇あそび
1まねっこかげぼうし
2たにの おひゃくしょう
3せんたくしましょう
4ぼくのちいさなくるみの木
5二十四わのからすのうた
6コンコンさま
7竹の子あそび
8猫買いあそび
劇あそび20の小辞典
劇あそびのはじまり/まず、ひろい空間を/なんでも使ってやろう/劇あそびになるお話/あそびの中の残酷さ/さわがしさをおそれるな/あそびに練習なし/人気のある役、人気のない役/"全員参加"なやみ/ことば、このやっかいなもの/そのひとことのタイミング/音楽も使いよう/あそびにはいらない子/指導者はいっしょにあそんだほうがいいか/制作も劇あそびのうち/お面や作り物の役割/人形を使った劇あそび/予期せぬできごと/舞台を使わない発表会/劇あそびの終わるとき
  
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