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中学校の「総合的な学習の時間」で、ことばとからだの表現を生かすことの意義を探り、芸術教育、表現教育が現在の子どもたちに欠かせないものであることを示す。
また、その評価の視点を提示することから、教育の根源に迫る。意欲的な表現活動・総合的学習の実践や、学校と地域のつながりを考え直すダイナミックな実践を報告。
表現を軸にした総合学習の実践のための貴重な実践・提言集。 |
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【推薦します!】汐見稔幸 (東京大学大学院教育学研究科教授) |
読み進みゆくうちに、じわーと、ときにぐわーと伝わってくる熱意、情熱、迫力……。
中学生の可能性をここまで引き出せる実践が、こんなところにあったなんて。
風は宇宙の呼吸という比喩のひそみにならえば、表現は世界との対話であり、協働だと納得。
表現教育になじみのない人こそ読むべき本だ。
教育についての感覚が大きく変容することを保証する。 |
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【主要目次と執筆者】 |
第1章 総合的学習と演劇教育、そして評価 |
=山田康彦(三重大学教育学部助教授) |
●演劇教育の視点と総合的学習 |
●総合学習と評価 |
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第2章〈もうひとつの学び〉と演劇教育─新教育課程と評価をめぐって |
=村上芳信(神奈川・横浜市立谷本中学校) |
●〈学びの衰退〉から見えてくるもの |
●学びの変革の可能性─演劇教育の視点から |
●表現のある総合的学習 |
●新教育課程と新教育評価 |
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第3章 演劇教育の多様な切り口 |
●学級劇『十通の手紙』がくれたもの=中村純一(佐賀・東与賀町立東与賀中学校) |
●「人とのかかわり」を軸とした『国際理解教育』=佐藤恵子(山形・米沢市立第三中学校) |
●『レキの墓物語』─学校と地域が生んだ合同歴史劇=山地千晶(香川・善通寺市立西中学校) |
●演劇教育の多様な切り口=大沢 清(神奈川・横浜市立中川中学校) |
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第4章 ひらかれた教育─子ども・地域・演劇 |
●若者に感動体験を、地域に創造の場を=大沢 清 |
●地域演劇で文化による「まち」づくり、「ひと」づくり=村上芳信 |
●中学生の感性に寄り添って?中学生の創作劇=かめおかゆみこ(東京・演劇教育指導者) |
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もうひとつの学びとしての「確かな総合的学習」を=村上芳信 |
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