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ISBN
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4-89380-287-9 |
978-4-89380-287-3 |
著
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さねとう あきら |
定価
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2,000円+税 |
初版
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2003年8月10日 |
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"民"の姿をまるごと描く"さねとう民話"の劇世界。
民衆の美しさも醜さも、強さも弱さも、正しさも間違いさえもまるごと描き、創作民話の世界に独自の世界を切りひらき続けるさねとうあきらの自選民話劇集。
さねとう民話の代表的作品「おこんじょうるり」「べっかんこ鬼」と、広く知られた伝承民話を独特の視点から劇化した、全7作品を収録。
作者の児童文学・創作民話にかける想いが込められている。 |
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【もくじ】より |
雪女房 |
三年寝太郎 |
猿聟どん |
弥三郎婆っさ |
つるの恩返し |
おこんじょうるり |
べっかんこ鬼 |
《創作》民話劇を求めて……あとがき風・上演メモ |
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第2次大戦を少年として過ごし、戦後の主要な歴史的部分を、児童劇作家・児童文学者として、子ども世代に寄り添う姿勢で生きねばならなかったわたしは、人間の負の部分を凝視することなしには、責任ある歴史の担い手にはなり得ないことを、痛感してきました。真の強さは、人間的な弱みを直視する勇気を持つことだ、と後続の世代に訴えたかったのです |
あとがき風・上演メモ「《創作》民話劇を求めて」より……
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さねとうあきら
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