報道センター123 |
男=4・女=9・他 |
迦陵頻伽 |
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学食メニューの削減をめぐって揺れる花岡高校。報道部は客観的・中立的立場から、学校の現在を伝えようとする。そんな中、教師によるセクハラ疑惑が浮上。事態の緊急性から異例の特別番組を組んだ報道部だったが、その放送が新たな事態を招くことに……。正義とは何か、報道とは何かをこの作品は問いかける。 |
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恐怖のズンドコ |
男=8 |
柳本 博 |
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学校の活性化をもくろむ男子校生徒会。そのアイテムはなんとプロレスであった。貧弱な肉体のからみあうなか、いつのまにか事態は言葉の異種格闘技戦へとすりかわっていく。人の話をきかない固め、が得意な生徒会長と、強引で大柄な実行委員長による文化祭の1日。 |
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四姉妹の不在証明 |
女=4
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石山浩一郎 |
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父母が海外旅行中、留守番の四姉妹が次々と異常事態に巻き込まれる。長女は買物依存症におちいり、次女は失恋で酒びたり、三女はストーカーにおびえ、四女は電話で幻の声を聞く。それらは、旅先で急死した父のテレパシーなのか? スリルと笑いの中で展開されるサスペンスドラマ。四姉妹の涙の結末やいかに? |
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南京の早春賦 |
女=3・他 |
小川幸司 |
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日中戦争下の南京では、迫り来る日本軍を前にして、アメリカ人たちが、逃げ惑う中国民衆を外国人居住区に避難させる計画をたてていた。アメリカ人、日本人、中国人の3人の少女は、その計画を胸に秘めつつ、勇気をもって日本軍に向かい合う。しかし、彼女たちが見たのは、日本軍の言語を絶する蛮行であった。 |
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修学旅行 |
男=4・女=10 |
畑澤聖悟 |
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青森の男女共学の高校生が、沖縄へ修学旅行に行く。平和学習のために、ひめゆり部隊の話なども聞くが、生存者の話は退屈。生徒会長のノミヤ。新体操部のシャトミ。いつでも素振り練習のカサザキ。マン研のチアキ。そして、班長ヒカル。ちょっとした事件もありつつ、リアルで勢いのある会話が進み、修学旅行の夜は更けていく。 |
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