第三次
シアターアーツ 2012 夏(51)
  特集 まだ一年/もう一年──震災からの歩みと、その先へ

ISBN

978-4-89380-431-0

発行

AICT日本センター
発売
晩成書房

定価

1,200円
[特集]まだ一年/もう一年─震災からの歩みと、その先へ
被災地のニーズと演劇人のモチベーションをつないだ一年
インタビュー
鈴木拓 アートリバイバルコネクション東北事務局長 聞き手・構成=柾木博行
ベルリンドイツ座震災一周年プログラム 「立入禁止区域 日本─福島原発事故から一年」の報告=庭山由佳
共感という才能にあふれた場─震災 SHINSAI─Theaters For Japanに参加して=篠原久美子
3・11から1年 高校生が照らした「今」と「未来」 フェニックス・プロジェクトvol.4リポートと今後の展開=菅野直子・深寅芥
分裂した感性と、終われない終わり─東京における震災後の演劇=野田学

第2特集越境するダンス・アクティビスト
インタビュー
コスミン・マノレスク─ルーマニアの新しいダンスの今 聞き手・構成=坂口勝彦・西田留美可
ダンスドラマトゥルクの現在─シアターアーツ劇評講座vol.8より=中島那奈子

[連載]
舞台時評 すれからしの眼差し=内田洋一
小劇場時評 物語られる想像力の強さ=藤原央登
ミュージカル時評 ソウル発からウィーン発まで=扇田昭彦
ダンス時評 大震災と原発事故から一年をへて今=坂口勝彦
関西からの発言 ポストゼロ年代演劇・ダンス 祝祭への回帰─3・11後の新たなうねり、東から西へ=中西理
演劇人インタビュー 逆光線1 さん=山田勝仁
世界の演劇 第49回ベルリン演劇祭─演劇の新しい可能性を探って=市川明
コラム 徐々に揺れがおさまるなかで4=新野守広
[劇評]
ルービックキューブのように─イキウメ『ミッション』=西堂行人
風俗を泳ぐ者か、文化を創る者か。─柿喰う客『絶頂マクベス』=今井克佳
なぜ語り手の死で締めくくられなければならなかったのか─ミュージカル『エリザベート』韓国公演=辻佐保子
兵庫県立ピッコロ劇団の躍進─オフシアター『エレノア』=九鬼葉子
無関心を暴く寓意劇─清流劇場『15人の海民』=正木喜勝
21世紀、全身全霊の「ポストモダン・ダンス的な」─Co.山田うん『季節のない街』=原田広美
演奏家の2つの身体─ベルリンの2人の舞踊家、サシャ・ヴァルツと川口ゆい=秋元陽平

[上演テクスト]
唐十郎『木馬の鼻』劇団唐ゼミ☆上演台本
対談
唐十郎×中野敦之 聞き手・構成=梅山いつき

[上演テクスト]
1924人間機械 やなぎみわ演劇プロジェクトVol.3
原案=やなぎみわ 脚本=あごうさとし
  
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