シアターアーツ 1996-I
  特集 戦争と演劇

ISBN

4-89380-190-2
978-4-89380-190-6

AICT日本センター

定価

1,748円
[特集]戦争と演劇
[座談会]
戦争と表象の限界
佐伯隆幸+田之倉稔+西谷修+川村毅+村井志摩子+鴻英良(司会)
[評論]
戦時下のシェイクスピア=大橋洋一
戦中と戦後をまたぐ『女の一生』の場合=森秀男
ダンスにおける戦争の記憶『エイド・メモア』とピナ・バウシュを中心に立木あき子
80年代演劇とハルマゲドン幻想=内野儀
遍在を透視する眼差しハイナー・ミュラーにおける戦争/歴史/演劇=谷川道子
アウシュヴィッツは終わらない若いフランス人演出家との対話──92年9月ベルリン=ハイナー・ミュラー 訳=谷川道子
現代劇・ファシズム・そしてホロコースト=ヴィヴィアン・M・パトラーカ 訳=野田学
[エッセイ]
加害者と被害者のはざまで=藤田傳
右手に「手塚治虫」 左手に「ザ・タイガース」=高取英

[共同討議]
阪神大震災と演劇
秋浜悟史+太田省吾+内藤裕敬+深津篤史+内田洋一(司会)
[連載]
演劇季評  演劇はすでに壊れている=西堂行人
ダンス季評 新たなるダンス・ワールド=尼ヶ崎彬
現場からの声 4 真野純に聞く 技術監督作品と劇場をつなぐ 聞き手=沢美也子
[劇評]
「GHETTO」の人形とジョークひょうご舞台芸術『GHETTO』=岩波剛
「今ここ」のテクスチャーテアトル・ド・コンプリシテをめぐって=河合祥一郎
四季の年・亜門の戦略ミュージカル時評=小藤田千栄子
最新アートが重層するオーガニック・シアター『HIROSHIMA』は生成・変容を繰り返す「生き物」だ=桂真菜
舞台技術としての声を聞く前進座『連如』ほか=神沢和明
[95年・夏・演劇祭]
アヴィニョン断想アヴィニョン演劇フェスティヴァル95=佐藤信
異形の祭りパフォーマンスフェスティヴァル95 会津アート・カレッジ=榎本了壱
オリンピック・ナショナリストシアター・オリンピクス[ギリシア]=三枝和子
自分たちの時代を舞台に第41回全国高等学校演劇大会=西沢周市
[ワークショップの可能性2]野田秀樹
遊ぶこと、演じること身体の共通言語を確立するために=長谷部浩
[演劇書評]
『シェイクスピアにおける交渉』(スティーヴン・J・グリーンブラット=著)=田尻芳樹
[追悼]古橋悌二
テイジとの対話=バーバラ・ロンドン
危機に立つ芸術家の死=鴻英良

[戯曲]
HIROSHIMA─太田川七つの流れ
ロベール・ルパージュ 監訳・構成=松岡和子
  
[お問い合わせ先]
晩成書房
〒101-0064
東京都千代田区神田猿楽町2-1-16
シエルブルー猿楽町ビル1F
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