シアターアーツ 11 2000-I
  特集 演劇と音楽

ISBN

4-89380-232-1
978-4-89380-232-3

AICT日本センター

定価

1,600円
[特集]演劇と音楽 みなもとごろう・責任編集
[巻頭インタビュー]
諸井誠 演劇と音楽をめぐって 21世紀への視点近代西洋から環太平洋へ 聞き手・構成=みなもとごろう
[アンケート]
これぞ"音楽劇"といえる作品を5本挙げて下さい。
演劇評論家(AICT会員)に聞く
[評論]
ミュージカルの論理=喜志哲雄
演劇と音楽=岩淵達治
地続きの地平、不可分の世界=松村洋
和製音楽劇の課題=扇田昭彦
劇団四季の進撃と観客のキッチュな好み=天野道映
魔術的装置としての劇音楽=山中剛史
調和・共振・共生=立木あき子
[音楽の現場]
井上ひさしと斎藤憐=高橋豊
宮本亜門=萩尾 瞳
中村育二と白井晃=杉山弘
いのうえひでのりと松本雄吉=今村修

[特別レポート]
また見つかったぞ! 何が? キリストと罪深い女が。それは、ファウストの混じったランボー。『ファウストの劫罰』 小澤征爾 指揮/ロベール・ルパージュ 演出=桂真菜

[アジアのシェイクスピア]3 中国
調和越劇『十二夜』演出をめぐる探求=胡偉民 訳=藤野真子
中国のシェイクスピア受容略史=瀬戸宏
[Theatre Arts in The WORLD]
パリ 『ゴドーを待ちながら』=田之倉稔
チベット 異質なものとして=長谷部浩
ドイツ 『ファウスト』見聞録 ゲーテ生誕250年祭から=七字英輔
ミラノ ヨーロッパ劇場フェスティバル=鈴木国男
[劇評/書評]
二人のブルック、二つの実験 東京国際舞台芸術フェスティバル『ザ・マン・フー』『ダンシング・アット・ルーナッサ』=大岡淳
チェーホフの小さな言葉たち 岩松了翻訳・演出『かもめ』について=長井和博
父娘の物語 二つのシェイクスピア上演からトレヴァー・ナン演出『ベニスの商人』と蜷川幸雄演出『リア王』=本橋哲也
希望へ向かう想像力と歴史の重み 『パンドラの鐘』が奏でたふたつの音色=野中広樹
一人芝居の可能性 アクターズ・フェスティバルNAGOYA'99=安住恭子
大阪野外演劇フェスティバルのエネルギー 「浪花グランドロマン」の『眠り姫』を中心に、そして「維新派」と「遊劇体」と=菊川徳之助
『エリア・カザン自伝』 エリア・カザン著・佐々田英則・村川英訳=小池美佐子
[CROSSROADS]
tptの『ルル』をめぐって=岩淵達治
  
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