シアターアーツ 18 2003-I
  特集 演劇批評の現在

ISBN

4-89380-289-5
978-4-89380-289-7

AICT日本センター

定価

1,600円
[特集]演劇批評の現在
[共同討議]
現代日本の演劇、舞台批評はどうあるべきか?
古後奈緒子+瀬戸宏+外岡尚美+貫成人+日比野啓+森山直人+本橋哲也(司会)
[AICT会員アンケート]
「演劇・舞台批評を考える上で、もっとも重要な批評書・論文は?」。
[論考]
様式の記述としての演劇評論=野田学
アゴラとしての批評─蜷川演出『ペリクリーズ』にふれて─=太田耕人
閉ざされた場を開くには─批評の可能性─=新野守弘
舞踊の身体と舞踊批評の自律=副島博彦
劇評家の仕事=西堂行人
[海外演劇人インタビュー]
サイモン・マクバーニー コンプリシテ芸術監督 質問・翻訳=野田学

[劇評]
「ロンドンと東京、二つの『エレファント・バニッシュ』」=松岡和子
[クロスレビュー]
『オイル』NODA・MAP公演
「虐殺の記憶、物語の復讐」=今村めぐみ
「音の暗闇の記憶」=みなもとごろう
『マッチ売りの少女』別役実=作/坂手洋二=演出
「戯曲は名作、だが演出不在─手塚とおるが演じていただけ」=菅孝行
「別役劇の暴力と身体」=小池美佐子
『ホームバディ/カブール』文学座公演
「『ホームバディ/カブール』の難しさ」=河合祥一郎
「餓えた魂を持つ女たち」=林あまり
「実力見せつけた舞台」=木村隆

[In the WORLD]
ザルツブルク 糸繰り人形は文楽にあらず─東西演劇共演のジャン・ジュネ『屏風』=岡田恒雄
ウクライナ アンドリー・ゾルダックの実験演劇「ショーケース」=七字英輔
[劇評/書評]
強度と説得力─最近の舞台から立木あき子
演劇の「普遍性」への探求─MONO番外公演『チェーホフは笑いを教えてくれる』=立花恵子
等身大の「女の一生」『杉村春子─女優として、女として(中丸美繪=著)=山中剛史
[追悼]
野村喬さん=山本健一
森秀男さん=石澤修二
[報告]
「イラク攻撃と有事法制に反対する大阪演劇人の会」による「あきらめへん STOP THE WAR」集会=市川明
第7回シアターアーツ賞・発表
  
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