げき14
児童・青少年演劇ジャーナル
げき 14

ISBN

978-4-89380-455-6

編集・発行

児童・青少年演劇ジャーナル〈げき〉編集委員会

発売

晩成書房

定価

1,200円
初版
2015年3月15日
[巻頭言]
専門家になろう─児童青少年舞台芸術の現状を克服するために=ふじたあさや

■特集■
2014夏─児童青少年演劇フェスティバル報告
第42回夏休み児童・青少年演劇フェスティバル=山根起己
2014子どもえんげき祭inきしわだを振り返って=ゆめりん
15年を迎えた喜多方発21世紀シアター=澤田修
いいだ人形劇フェスタ2014=松澤文子
2014年大阪国際児童青少年アートフェスティバル(TACT/FEST)=小林由利子
2014国際児童・青少年演劇フェスティバルおきなわ=林陽一
ジョイントフェスティバル愛知からみえてきた可能性=後藤武彌
子どもと舞台芸術─出会いのフォーラム2014=石坂慎二
[特別編]境界を越え、連帯で広がる日本の児童演劇祭
─〈子どもと舞台芸術─出会いのフォーラム2014〉を体験して=ホ・スンジャ 翻訳=木村典子
[シンポジウム報告]「自立」「協働」「創造」の力を育む舞台芸術
─〈子どもと舞台芸術─出会いのフォーラム2014〉シンポジウム「子どもたちの生きる力を育むために」
板東久美子氏(文部科学審議官)の発言から=石坂慎二(まとめ)
[海外の児童青少年演劇]パレスチナ
「ストレス下の子どもと向き合う大人のためのワークショップ」を受けて─児演協〈次代の児童・青少年演劇人育成連続講座〉=太田歩

■演劇鑑賞教育を考える■
演劇を楽しむ、演劇で考える、演劇で遊ぼう=いずみ凜
[連載]児童青少年演劇研究の現在
─(第1回)『TYA, Culture, Society』を手がかりに=宮本健太郎

■連載座談会■『演劇教科書』編集会議録・特別編
演劇科学習指導要領 解説(案)を創る=森田勝也

■インタビュー■自分史としての児童・青少年演劇14
人形劇団ポポロ代表 山根宏章氏に聞く 聞き手・構成=小川信夫

■劇団訪問■
[東京]劇団 俳協=大野幸則
[東京]劇団 新児童=新井浩介

■エッセイ/カーテンコール■
斎田喬先生と内山嘉吉先生─「テアトル・ピッコロ」時代の思い出=田坂寛子
舞台を支えてくださるさまざまな方へのカーテンコール=中村芳子
多様性を育むドラマと異文化コミュニケーション教育─「みんなちがってみんないい」の精神=佐々木英子

■初日拝見■
人形劇団 京芸「おもしろげきじょう」─『ひとがたくん』『いぬうえくんとくまざわくん』を見て=松本則子
民族芸能アンサンブル若駒『すってんオヒャヒャーおきゃ〜がり』=澳利子

■ONステージ/児童・青少年演劇評■
逆境を生き抜く少女の躍動を伝える舞台─劇団エンゼル『赤毛のアン・みどりのやねの朝』=小川信夫
虫を題材に爽やかで感動的な舞台─東京演劇アンサンブル・音楽劇『はらっぱのおはなし』=林陽一
歴史の重さを実感─劇団道化『吉林食堂』=蒔田敏雄
異色作・正統派…印象的な舞台─東海地域の舞台から=安住恭子
ヒーローは永遠に闘い続ける、愛のために。─関西芸術座『電光仮面』=神澤和明
「2014国際児童・青少年演劇フェスティバルおきなわ」リポート=七字英輔

■受賞■
日本児童青少年演劇協会賞に大阪府中学校演劇協会
第24回「O夫人児童青少年演劇賞」森本真也子さんに
「全児演賞」童劇プーポの神田勤さんに

■追悼■
追悼 深海ひろみさん/困った時の深海さん=石坂慎二
追悼 副島 功さん/人の魅力を引き出す名手=福田三津夫

■感想/『げき13』を読んで■
「批評対話」に期待します=永野むつみ
攻撃的と科学的の小気味よさ=藤崎万喜男

■NEWS■
児演協が「戦争と暴力に反対」の声明を発表

■戯曲■
劇団うりんこ上演作品
妥協点P 作=柴幸男
  
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