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『トム・ソーヤの冒険』の世界から生まれる、主体的・対話的な深い学び!
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異文化理解、そして「持続可能な社会の担い手」を育てるための、
学びのあり方── |
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さまざまな遊びやドラマの方法を採り入れた、
能動的で楽しいワークショップ型の学びの場。 教員や教員を目指す学生を対象として実施した
ワークショップの詳細な記録を軸に、
今こそ求められる新しい学びのあり方をわかりやすく示す。 |
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「主体的・対話的で深い学び」は、どのように実現できるのか。 魅力的な題材『トム・ソーヤの冒険』をもとに、
著者二人が開拓したユニークなプログラムによる
遊び心に満ちたワークショップを詳細に報告。 プログラム開拓の過程の報告とあわせて、
今日の教育に求められる学びのあり方を示す。 楽しく深く学ぶ授業をつくるヒントや、
教員研修のあり方を考えるヒントがつまった、
活力あふれる意欲的な教育書。 |
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●もくじ |
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第1章 マーク・トウェイン〜冒険 笑い ユーモア〜=吉田真理子 |
冒険家マーク・トウェイン |
ペンネームとしてのマーク・トウェイン |
笑いとユーモアの原点─ほら話 |
ストーリーテリングとユーモア |
笑いとユーモアの果たす役割─脳科学、異文化コミュニケーションの視点から |
笑いと教育 |
コラム 1 「遊び」=吉田真理子 |
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第2章 〈トム・ソーヤ〉を遊ぶ 津田塾大学ワークショップの記録 |
タイムスケジュール |
1 チェックイン・ウォームアップ |
2 ジグソー法 |
3 トムの冒険・わたしの冒険 |
コラム 2 『トム・ソーヤの冒険』〜人気の秘密〜=吉田真理子 |
4 川にまつわる歌合戦 |
5 オール・マン・リバー |
コラム 3 『ハックルベリー・フィンの冒険』ワークショップ=武田富美子 |
6 ヒーロー伝説 |
コラム 4 「船乗りの王」マイク・フィンク=武田富美子 |
7 未来の冒険 |
8 リフレクション俳句 |
コラム 5 PETA(フィリピン演劇教育協会)=吉田真理子 |
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第3章 ふたつのワークショップを終えて |
1 ワークショップは何が変わったか 二度目への進化=鈴木聡之 |
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2 ワークショップから授業プランへ=藤原由香里 |
津田塾大学でのワークショップ |
そして半年後、立命館大学でのワークショップ |
小学校 授業「冒険者たち」展開例 |
コラム 6 異文化理解=吉田真理子 |
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第4章 学び方を変える〜持続可能な社会をめざして〜=武田富美子 |
人はエネルギーをたくさん消費する生物 |
私たちの未来 |
「豊かさ」とは何か |
"それだけの資源が今の世界にあるのでしょうか" |
「持続可能な社会づくりの担い手を育む教育」 |
教育観が変わる経験 |
「持続可能な社会の創り手」を育てる教員の学び方 |
元気になれる教員研修を! |
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第5章 FMプロジェクトの旅〜プログラム開拓の道のり〜 |
思いがけない組み合わせ |
「トム・ソーヤの冒険」を題材に─2012年春のセミナー |
トム・ソーヤからハックルベリー・フィンへ |
FMプロジェクト誕生 |
トム・ソーヤを訪ねて 〜旅日誌より〜 |
ワークショップ実施へ |
FMプロジェクトの旅は続く |
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京都生まれ。京都府立高等学校で理科教諭を15年。そののち沖縄で17年暮らし、博士号(医学)を取得。演劇的な手法に出会う。米軍ヘリコプターが墜落した沖縄国際大学での非常勤講師、夜間中学校を併設する珊瑚舎スコーレでの講師経験など、沖縄で人間観や教育観を揺さぶられる。京都へ戻り、立命館大学准教授として教員養成を10年。2019年退職。著書に『学びの即興劇』『実践ドラマ教育』『ドラマと学びの場』(いずれも晩成書房)など。
遊びとは、没頭できる時間。学生や現職教員との演劇的な手法をつかったワークショップは、創造的で楽しく、最高の“遊び”だった。 |
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東京生まれ、10歳まで海外に暮らす。現地幼稚園で最初に覚えた英語は"Stop talking!" "Be quiet!"「皆がMarikoのほうに注目して、先生の話を聞かない」と父親が先生に叱られる。ニューヨークの現地小学校3年次に、アフリカン・アメリカンが多く入学し、席が隣同士になったCharlesはアフリカの民謡を歌って聞かせてくれた。第二の故郷ニューヨークに戻りNYUで演劇と教育を学びPh.D.取得。現在は津田塾大学学芸学部英語英文学科教授。著書:『生きる力を育む初等英語教育─津田塾大学からの提言─』(朝日出版、共著)『ドラマ教育入門』(図書文化、共著)など。
遊びとは、自由の翼を広げて飛翔すること、人生の糧。 |
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インプロヴァイザー。インプロパーク主宰。武蔵野学院大学国際コミュニケーション学部非常勤講師。元千葉県小学校教員。全国各地でインプロのワークショップ、パフォーマンスライブ、学校現場でのインプロ授業を展開している。
自分にとって遊びとは「時間を忘れて夢中になれるもの」「うまくいってもいかなくても楽しめるもの」。子どもの頃の『メンコ』、雪山での『スキー』。今は、夢中で遊ぶ『インプロ』。 |
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京丹後市出身。京都府八幡市立美濃山小学校教諭。2019年度現在、国語加配兼研究主任として「演劇的手法を活かした授業づくり」をテーマに校内研究に取り組んでいる。兵庫教育大学大学院学校教育研究科修了(学校教育学修士)。
遊びとは、自分を自由にしながら世界を探究できる無限のステージ。子どもの頃、ごっこ遊びが大好きだった。ごっこ遊びの中では、何者にでもなれたから。 |
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画家、公立中学校美術講師。 1988年に武蔵野美術大学卒業。1990年から区立小中学校美術講師。1995年より表参道、下北沢、銀座、越谷、京橋、神楽坂などのギャラリーにてグループ展に参加。2012年 外苑前ギャラリーリスティ青山、2015年 京橋のギャラリー檜にて個展。2016年 六本木、国立新美術館「NAU21世紀美術連立展」会員。
遊びとは、時間を忘れて熱中する事。描くときも、闇雲にキャンバスに絵の具を塗りたくっている時が一番気持ち良く、夢中になってしまう。幼い頃の表現の喜びを思い出す。その感受性が豊かであるほど、日々の生活に彩りと気づきを与えるだろう。 |
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フリーランス 映像ディレクター。映像プロダクションに9年間勤務後、フリーランスとして活動。NHKの外郭団体などで作品制作にかかわる。3D映像・マルチ映像等の展示映像や、放送大学の講義番組、大学や企業のe-ラーニングコンテンツ等の制作。
遊びとは、全てをインスパイアさせてくれるツール。遊びのなかも仕事のヒントがあり何歳までにこれをやろうなど、遊びが人生のマイルストーンでもある。 |
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