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地域の文化、子どもをめぐって、今さまざまな新しい動きが起こっている。
地域の文化活動を活発に続けてきた子ども劇場での、地域文化と子どもの成長を考える、注目の実践集。 |
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【もくじ】より |
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第1章 はつらつ、子どもたちの活動 |
1 |
わいわい集まったら「何でもやります株式会社」=(宮崎県)みやざき西部おやこ劇場 |
2 |
いもぱくり=甘木朝倉子ども劇場(福岡県)矢野由美 |
3 |
親子で成長がみえる子ども市=福岡東部子ども劇場協議会(福岡県)小池アヤコ |
4 |
『青い鳥』公演が、本当に「青い鳥」をつれてきた=日田子ども劇場(大分県)井倉順子・井倉陽子 |
5 |
中学生劇団『いりたまご』が歩んできた道=大宰府子ども劇場(福岡県)久保田力 |
6 |
大自然との出会い、屋久島キャンプ=姶良西部子ども劇場(鹿児島県)郡山由美子・藤英子 |
7 |
地域の子ども集団「子ども図」の活動=福岡西部子ども劇場協議会(福岡県)三宅玲子 |
8 |
「龍王太鼓」のとりくみ=福岡南部若久子ども劇場(福岡県)野田洋一 |
9 |
炭鉱労働節製作記=飯塚子ども劇場(福岡県)山田真理子 |
10 |
地元の財産「雨乞い太鼓」の復活に向けて=熊本南子ども劇場(熊本県)西本尚子 |
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ひと 私と子ども劇場1 |
1 |
いまの時代にテキサスを=西新子ども劇場(福岡県)大木松子 |
2 |
わが子と共に歩んできた=熊本北子ども劇場(熊本県)大塚球子 |
3 |
「青年」にあこがれた少年時代=城南子ども劇場(福岡県)大屋哲二 |
4 |
親としてより一人の人間として=多久子ども劇場(佐賀県)山口邦子 |
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提言 子ども・地域・文化・劇場1 |
1 |
子どもにとっての演劇 幼児の劇あそびを通して=島崎創造保育研究会・島崎田鶴子 |
2 |
子どもの遊びと社会 いま、子どもに必要なもの=別府大学助教授・荒金学 |
3 |
新たな歴史段階に向かって=長崎大学教授・猪山勝利 |
4 |
雨はともだち、風はともだち=建築家・高崎正治 |
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第2章 楽しさを運ぶ鑑賞活動 |
1 |
僕にとっての例会鑑賞=宇城子ども劇場(熊本県)河崎大地 |
2 |
わが家の例会アラカルト=大宰府子ども劇場(福岡県)土橋由起子 |
3 |
生の舞台を観て育ち合う、サークル会=行橋みやこ子ども劇場協議会(福岡県)山下登美子・山下史織 |
4 |
奇跡の成功『Question』をとりくんで=宗像・粕屋子ども劇場協議会(福岡県)岡元みゆき |
5 |
高学年例会を続けてきてよかった=(長崎県)長崎子ども劇場協議会 |
6 |
徳之島方式で子ども劇場誕生=徳之島子ども劇場(鹿児島県)椛山まゆみ |
7 |
16ステージ連続公演で出会った人、ひと=なおかつ子ども劇場(大分県)上田慶子 |
8 |
全島の子どもたちに人形劇を!=対馬子ども劇場(長崎県)一宮順子 |
9 |
すべての島、町、村に舞台芸術を届ける=鹿児島県子ども劇場協議会(鹿児島県)姉木淑江 |
10 |
今を生きる、そして21世紀を生きる子どもたちへ=熊本県子ども劇場協議会(熊本県)宮城泰子 |
11 |
地域文化の一つの方向、町づくりを共同で=延岡子ども劇場(宮崎県)江原トネ子 |
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げきと子どもたち |
1 |
朝からそわそわ=福岡南部花畑子ども劇場(福岡県)丸智子 |
2 |
げきじょうの例会=門司子ども劇場(福岡県)村上佳代 |
3 |
子どもに励まされて=久留米耳納子ども劇場(福岡県)荒巻智子 |
4 |
例会の翌日は、幼稚園が演奏会場=那阿川子ども劇場(福岡県)佐伯由美子 |
5 |
かなしくなって、ないちゃった=飯塚子ども劇場(福岡県)山田真理子 |
6 |
例会ごっこをたのしむわが家=久留米筑後川子ども劇場(福岡県)近藤芳詞子 |
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ひと 私と子ども劇場1 |
1 |
子どもたちにいい出会いの場をつくりたい=福岡東部香椎子ども劇場(福岡県)内山由理子 |
2 |
カーテンコールがなかった例会=伊万里子ども劇場(佐賀県)下平昭美 |
3 |
わたしの夢「道の島連絡会」=奄美子ども劇場(鹿児島県)松清裕子 |
4 |
八女の子ども文化を考えて=八女子ども劇場(福岡県)玉城康人 |
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提言 子ども・地域・文化・劇場2 |
1 |
生の舞台に触れる意義=飯塚記念病院・白石潔 |
2 |
今こそ学校の中で演劇を この頃の学校公演事情=劇団道化・くすのせ規夫 |
3 |
新たな創造の実験をもとめて=劇団風の子九州・演出家・中島研 |
4 |
子どもの養育環境としての舞台芸術を=児童文学者・斉藤きみ子 |
5 |
今、大切なものは、創ること、表現すること=人形劇団クラルテ・演出家・吉田清治 |
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第3章 まちづくりはひとづくり |
1 |
地域のつどいの場「コミュニティハウスたんぽぽ」=熊本城北子ども劇場(熊本県)松本泰子 |
2 |
小さな町の子ども劇場づくり=北松子ども劇場(長崎県)山口邦子 |
3 |
青年団からみた劇場 例会共催を通して=うれしの子ども劇場(佐賀県)岸川典子 |
4 |
学校が変われば地域も変わる=熊本北子ども劇場(熊本県)赤木光代 |
5 |
市民運動でつくったホール=宗像・粕屋子ども劇場協議会(福岡県)倉本和子 |
6 |
子どもの力を借りて地域をつくる=熊本帯山子ども劇場(熊本県)林田えり子 |
7 |
子どもの生活圏づくりまでの二六年の道のり=福岡南部長住子ども劇場(福岡県)古賀清恵 |
8 |
新しい時代のファンタジー「野の花館」を創る=高鍋おやこ劇場・財団法人「野の花館」設立準備会(宮崎県)則松和恵 |
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ひと 私と子ども劇場3 |
1 |
あのワクワク・ドキドキを子どもたちに[私が事務局の道を選んだ理由]=山鹿子ども劇場(熊本県)谷嶋鶴代 |
2 |
"げきじょう命"じゃなかったわたし=みやこのじょう子ども劇場(宮崎県)三浦好子 |
3 |
八年間沖縄での劇場運動に関わって、今思うこと=沖縄子ども劇場連絡会・長嶺潤子 |
4 |
これからの事務局を考える時に=子ども劇場北九州連絡会(福岡県)松本雄二 |
5 |
子育てと共に歩み続けた事務局か活動10年 上村ハツ子さんお子育て=別府親と子の劇場(大分県)瓜生はるみ |
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提言 子ども・地域・文化・劇場3 |
1 |
文化活動における行政の果たすべき役割=武雄市文化振興課係長・吉川智之 |
2 |
子ども劇場と文化運動=熊本日日新聞論説委員・矢加部和幸 |
3 |
日常を視ることから=詩人・南邦和 |
4 |
「子ども・文化・おとな」=西南学院大学教授・渕上継雄 |
5 |
〈社会文化アニマシオン〉と子ども劇場運動=日本福祉大学教授・増山均 |
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第4章 これからの子育ちと地域文化 |
座談会 子ども劇場の今日・あした |
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佐藤一子(東京大学教授・社会教育)/村田三男(弁護士・全国子ども劇場おやこ劇場連 絡会顧問)/森一代(宮崎・九州沖縄地方子ども劇場連絡会会長)/宮城泰子(熊本県子ども劇場協議会事務局長)/久保田力(福岡・大宰府子ども劇場事務局長) |
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劇場運動の源流をたずねる |
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九州沖縄地方子ども劇場連絡会・編集研究委員長・大谷順子 |
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これからの地域文化運動のゆくえ |
= |
九州沖縄地方子ども劇場連絡会20周年記念誌編集長・柳田茂樹 |
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補・資料篇 |
九州沖縄地方子ども舞台芸術鑑賞の実績 |
九州・沖縄の演劇鑑賞教室公演のこれまでと今後=劇団風の子九州・林陽一 |
九州沖縄地方子ども劇場所在地一覧 |
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