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子どもたちが、学校で、地域で、家庭で見せるステキな表情。「やっぱり子どもって、いいな!」思わずそう感じる、教師、保育者、主婦らのミニエッセイを満載。子どもを見る筆者らのまにざしも、あたたかく、ステキなのです。心あたたまる一冊。 |
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【もくじ】より |
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みきちゃんへ |
耳を澄ませてみる。子どもの鼓動が聞こえてくる、「ぼくには夢がある、希望がある」「わたしは成長したい、輝いていたい」という健気な心を秘めた…。そんな子どもの笑顔にふれるたびに、気持ちが和らいでくる自分に気付くことはないだろうか。 |
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みきちゃんへ[小学生・低学年]=福島・吉田さとみ |
「ばぶばぶ語」って知っている?[小学生・低学年]=福島・吉田さとみ |
君たちに会いに行くんだよ![小学生・低学年]=神奈川・深澤光洋 |
元気になってよかったね[小学生・低学年]=大阪・土居安子 |
たこって、生き物だっけ[小学生・中学年]=埼玉・鎌田冨子 |
いつかとびきりの笑顔[小学生・中学年]=埼玉・石田順子 |
ヒーロー・ヒロイン大作戦[小学生・中学年]=千葉・栗原祐子 |
「ともだち募集」のちらし配るよ[小学生・中学年]=東京・斉藤眞理子 |
はとのハトーくん[小学生・高学年]=東京・田部井泰 |
海ちゃんは海の向こうからやってきた[小学生・高学年]=東京・坪井千幸 |
夢をあきらめなかったからこそ[小学生・高学年]=三重・中北幸宏 |
ひとつの音に[中学生]=埼玉・中村淑江 |
釣り見習い[中学生]=香川・山地千晶 |
よっちゃん[高校生]=香川・山地千晶 |
僕は音が見たい[高校生]=神奈川・石渡昭 |
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しもばしらの朝 |
子どもの「どうして?」「これなーに?」は、ときにおとなの想像力を超えてやってくる。不意を撃たれて驚いたり、とまどったり、笑いだしたり、閉口したり。ふしぎのくにの泉のような子どもの好奇心を迎え撃つために、おとなたちよ、想像力を鍛えておこう。 |
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まきちゃんのコレクション[幼児]=埼玉・高津美鈴 |
おばけのベリーコとまりちゃん[幼児]=鳥取・住川文重 |
小さなファンタジー[幼児]=長崎・有浦俊雄 |
タカくん[幼児]=栃木・小川守 |
やさしい時ってどんな時?[小学生・低学年]=東京・福田緑 |
しもがしらの朝[小学生・低学年]=埼玉・藤島徳江 |
先生、ぼく叫びたい[小学生・低学年]=神奈川・相場明子 |
如ちゃんのいいところ[小学生・低学年]=東京・佐藤英子 |
とうしても、ぜったい、きもだめし[小学生・高学年]=東京・坪井千幸 |
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あっちゃんクラブ |
ひとを想いやる力は、お互いの利害関係の薄い子どもの世界では本来、発揮されやすいもの。「いじめ」など寒々しい光景も現実なら、一方おとなの心配をよそに、なるほど友だち同士の「いい関係」が温かくしっかりと結ばれるのも、子ども本来の力なのだ。 |
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ぼくできなーい[小学生・低学年]=栃木・木下圭子 |
あっちゃんクラブ[小学生・低学年]=山口・廣本康恵 |
「かんたん、かんたん」って言わないで[小学生・低学年]=東京・椎野祐子 |
たっちゃんと鬼ごっこ[小学生・中学年]=東京・小室充子 |
ヨッちゃんは大丈夫だよ[小学生・高学年]=静岡・中村由記 |
まみちゃんの心の傷は[小学生・高学年]=東京・中谷安子 |
まるですてきなドラマのような[中学生]=山梨・望月理子 |
修学旅行、つまんなかった[中学生]=大阪・河内尚和 |
目と目があったらあそびが生まれる[中学生]=山形・佐藤惠子 |
男とパンツなんて見慣れているから[中学生]=東京・星陽子 |
真夜中のホットコーヒー[中学生]=東京・福田緑 |
お気楽少女たちのぽろぽろ涙[高校生]=北海道・千葉ゆり子 |
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男のプライド |
子どもには子どもの誇りがある。プライドを傷つけられたときほど悲しいことはないだろう。でもつい触れてしまっては怒らせ悲しませ、そして悔やむことがある。それほど誇りの芽はやわらかく目には見えないもの。毎日に気持ちの余裕がほしいなあ。 |
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天平くんの天職[小学生・低学年]=東京・石井幸子 |
がんばれ美咲ちゃん[小学生・中学年]=大分・西山直子 |
男のプライド[小学生・高学年]=神奈川・金子忍 |
オレ、やる![小学生・高学年]=神奈川・田中千佳子 |
がんばったね、愛子さん[小学生・高学年]=埼玉・内田高志 |
いつか「中」という名の店[高校生]=青森・小林中 |
マイさんとかたつむしの関係[中学生]=埼玉・千田修子 |
ゆきちゃんの"清水の舞台"[中学生]=東京・かめおかゆみこ |
二センチの大逆転[中学生]=沖縄・根間秀雄 |
沈黙の意味[中学生]=福岡・阿武賢司 |
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先生のお弁当 |
どうしてそんなことを?!と言われても、ことばでは言えないこともあるし言いたくないときだってある。わかってよとは言わないけれども、子どもにもそんな気持ちの時があるってことだけは覚えておいてほしい。こと、みな「わけ」があるのです。 |
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ぼく、わるい子だもん[小学生・低学年]=東京・堀美子 |
魚ハカセの見えない涙[小学生・低学年]=神奈川・馬場健秀 |
先生にあげる![小学生・低学年]=東京・神尾タマ子 |
それでも友だち[小学生・中学年]=東京・木村育子 |
雨のち晴れ[小学生・高学年]=岡山・岡田久史 |
エリのものがたり[小学生・高学年]=東京・千葉知江子 |
姉妹っていいな[小学生・高学年]=東京・谷口幸子 |
ほんでこの役やりたかったや[中学生]=岐阜・横山博司 |
先生のお弁当[高校生]=高知・市原庸子 |
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あとがき─この本ができるまで─=市橋久生 |