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子どもにとって劇を観ることはどういう体験なのか──。子どもたち自身の言葉から詳細に分析した画期的な報告!
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「なぜ子どもは演劇を観るべきなのか?」「子どもはどのような演劇を観るべきか?」──児童青少年演劇を語る際の代表的な2つの問いについて、教育・政策・芸術それぞれの文脈からの論点を明らかにする。
さらに、従来の論議に欠けていた、「子どもたちはどのように演劇を体験するのか?」について、著者たちが考案した観劇後の“お絵描きワークショップ”の中で、子どもたち自身が語ることばから分析する。
子どもと演劇を考える実演家・制作者・教師・研究者・文化行政関係者などに、新たな視点を提供する、注目の新刊。 |
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もくじより |
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part1 コンテキストと問い |
第1章 子どものための演劇と教育 |
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第2章 観客開発から文化権へ
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第3章 児童演劇における質 |
ペーター・マンシャーとペーター・ヤンコヴィッチ「目の高さ」 |
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part2 演劇という体験 |
第4章 子どもの生の演劇体験を研究する |
第5章 演劇的幻想と物質的現実 |
第6章 演劇的能力 |
第7章 倫理的あるいは比喩的な関与 |
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part3 関わりを広げる |
第8章 関わりを広げる |
第9章 体験を描く |
第10章 演劇について語る |
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結論 |
写真「見るということ」撮影:リサ・バーナード |
観客のまなざし |
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マシュー・リーズン(Matthew Reason) |
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ヨーク・セント・ジョンズ大学教授。演劇やダンス、児童青少年演劇に関しての質にまつわる独自の観客論・実践研究を展開するとともに、文化政策やコンテンポラリー・パフォーマンス実践にも関心を広げている。
主な著書に、『Documentation, Disappearance and the Representation of Live Performance』 (2006 )、主な編著に『Kinesthetic Empathy in Creative and Cultural Contexts』、『Applied Practice: Evidence and Impact in Theatre, Music and Art』等多数。 |
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プロデューサー・翻訳。NPO法人シアタープランニングネットワーク代表。英国シティ大学芸術政策学部芸術経営学修士、同博士課程中退。アートマネジメントや文化政策を教える傍ら、様々な国際交流や人材育成プロジェクトにかかわるとともに、障害児や医療ケア児とその家族のための多感覚演劇「ホスピタルシアタープロジェクト」を展開。
主な著書に『演劇と社会─英国演劇社会史』(美学出版、2003)、主な翻訳に、ヘレン・ニコルソン『応用ドラマ』(而立書房、2015)、主な翻訳戯曲に『カラムとセフィーの物語』『ハンナとハンナ』他。
2012─18年、日本芸術文化振興会初代プログラムオフィサーを経て、2018年春より桐朋学園芸術短期大学特任教授。 |
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