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自分の心とからだに向きあうこと。自分を知ること。友達を知ること。そして、自分の心とからだに灯をともすこと──。それは、「体ほぐしの運動」を取り入れた「体育」と、「演劇教育」が共有することだ。
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「インプロ」の基本にある「相手にいい時間を与える」、「失敗を楽しむ」ということが学校教育に活かされたら、子どもたちも先生たちももっと生き生きとできるのではないだろうか。 |
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もくじより |
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1 なぜ「体育」と「演劇教育」なのか |
(1)体育の授業や運動会で考えたこと |
1 運動会の演出的工夫 |
2 南中ソーランの由来と構成 |
3 マット運動と跳び箱運動のコラボレーションの構成 |
4 組体操の構成と演劇教育 |
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(2)演劇教育と学びについて |
1 大学院で演劇教育を学ぶ─1年目 |
2 黒テントのワークショップに参加 |
3 日本演劇教育連盟の夏季大会に参加する |
4 大学院2年目─インプロとの出会い |
5 演劇で活躍する3人の演出家に学ぶ |
6 「子どもの学び」について |
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(3)「体ほぐしの運動」と「インプロ」 |
1 「体ほぐしの運動」について |
2 「体ほぐしの運動」と「インプロ」の共通点 |
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(4)「体育」と「演劇教育」の共有する意味とは? |
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2 実践A 宮城での「体ほぐし」と「インプロ」 |
(1)宮城県派遣教員になる |
(2)宮城県派遣教員団結式 |
(3)宮城の勤務校と子どもたち |
(4)子どもたちと「インプロ」 |
なぜインプロを行ったのか |
どういう時間に「インプロ」を行ったのか |
インプロのねらい |
子どもたちとインプロの出会い |
教室でのインプロゲーム |
2学期からの「インプロ」 |
子どもとインプロ |
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(5)「体ほぐしの運動」と「インプロ」の授業 |
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(6)宮城での生活 2013年3月 |
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3 インプロと大人の学び |
(1)インプロ演劇教育講座1(2013年(平成25)7月27・28日) |
(2)インプロ演劇教育講座2 (2013年(平成25)8月22日) |
(3)インプロ演劇教育講座3(2013年(平成25)10月22日) |
(4)インプロ演劇教育講座4(2016年(平成28)8月7日) |
(5)インプロと大人、教師の学びについて |
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4 実践B 運動会「南中ソーラン」と組体操 |
(1)伝統となった「南中ソーラン」 |
(2)運動会に向けて |
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(3)運動会当日 |
(4)先生たちの感想から |
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5 実践C 学芸会の劇づくり |
(1)『あの日、青空に虹を見た』─脚本を書く |
6月─脚本を書き始める |
7月─劇中歌をつくる |
8月─脚本の学習会に参加 |
10月─脚本の完成 |
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(2)劇をつくる |
オーディションを行う |
全体練習─モデル学習─グループ学習 |
学芸会までの一週間 |
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(3)学芸会本番 |
(4)学芸会を終えて |
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6 「体育」と「演劇教育」の融合 |
(1)今、子どもは |
(2)「心とからだ」を耕す |
(3)学び合えることの幸せを伝える |
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1953年生まれ。
元東京都公立小学校主幹教諭。
大学卒業後、東京都公立小学校教諭として35年間勤務。
体育の研究に長年従事。
在職中に、東京学芸大学大学院総合教育開発「表現教育」修了。
大学院では「心とからだ」を研究テーマとして、インプロやアクティビティを活用した授業づくりを行う。
2014年3月定年退職。
現在、東京都八王子市立陶鎔小学校講師。
学校体育研究同志会会員、獲得型教育研究会会員。 |
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