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即興で表現を楽しむインプロ・ゲームを集大成。
大人から子どもまで、俳優を志す人からコミュニケーションのテクニックを身につけたい社会人まで、それぞれに活用できる即興ワークショップ。
演劇部の基礎練習に最適。 |
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(私が出会ったインプロは)今までの「即興」という言葉では表しきれない深さ、許容量の大きさ圧倒的な面白さがありました。
インプロは、深い考察から生まれたルールと哲学を持っているにもかかわらず、大人から子どもまで、俳優を志す人からコミュニケーションのテクニックを身につけたい社会人まで、誰でもやることができる上に、子どもの遊びのような楽しさがあります。(中略)
インプロの世界的指導者であるキース・ジョンストン氏はこう言っています。──世の中には、大きく分けると「イエス」と言う傾向のある人と、「ノー」と言う傾向のある人がいます。「イエス」と言う人は、冒険を手に入れ、「ノー」と言う人は、安全を手に入れます。──(中略)現実の世界では、「ノー」と言って自分を守り、社会の一員として生きていかなくてはならないときもあるでしょう。(中略)だからこそ、インプロを通して「イエス!」と言って、冒険のドキドキ、ワクワク、ハラハラ感を、たくさんの人たちに体験してもらえたらと願っています。自由に、素直に、無邪気に"今の瞬間を生き、表現すること"を楽しんでください。 |
本書「はじめに」より |
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"インプロ"とは、即興ということです。
何も難しい技術ではないんです。
皆さん、毎日の生活でリハーサルしてますか。
そう、僕たちの生活は毎日毎日が"即興"なんです。打ち合わせも練習もできません。
誰もが、ぶっつけ本番で日々を過ごしているんです。
それをもう一度、よく考えて整理したものが、"インプロ・ゲーム"なんです。
あなたも"即興"の楽しさを、絹川友梨さんの、この本で試してみませんか。 |
小堺一機
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【目次】より |
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第1章 基本トレーニング |
トレーニングをはじめる前に──基本的な用語・本書の使い方 |
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Lesson1・身体のオファー |
Lesson2・言葉のオファーをする |
Lesson3・ジブリッシュ |
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Lesson4・言葉のイエスアンド |
Lesson5・身体のイエスアンド |
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第2章 ストーリーをつくる |
Lesson6・プラットフォーム |
Lesson7・ストーリーを進める |
Lesson8・ステイタス |
Lesson9・ステイタスの変化 |
Lesson10・感情 |
Lesson11・キャラクター |
Lesson12・ストーリー総合 |
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第3章 アドバンス・トレーニング |
Lesson13・理由をつける |
Lesson14・コントロール防止1 |
Lesson15・コントロール防止2 |
Lesson16・エンダウメント |
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第4章 問題点を解決しよう! |
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第5章 いろいろなゲームたち |
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第6章 ウォーミングアップ・ゲーム |
A オリエンテーション・ゲーム |
B 身体を使うゲーム |
C アンサンブル・ゲーム |
D ペアやグループ・ゲーム |
E 瞬発力、発想力のゲーム |
F スローモーション・ゲーム |
G トラストゲーム |
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第7章 レッスンガイド |
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第8章 インプロの歴史と現在 |
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あとがき |