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演劇が子どもたちをげんきにする!
演劇が地域をむすぶ!
「演劇大好き!」な子どもたちと、
「芸術が社会を変える!」と信じる大人たちに贈る、
横浜発、貴重な記録と熱い〈檄〉的メッセージ! |
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目次 より |
1章 再任用教員としてA君らとの365日 |
▼ある子どもたちは混沌からスタートせざるをえない |
1 A君たちとの出会い |
2 食事会実現 |
3 太鼓スクールの見学 |
4 学校と地域で演劇づくり1 |
5 演劇部体育祭イベント・ロックソーラン顛末記 |
6 和枝碑追悼ロックソーランの誕生 |
7 パフォーマンス受験 |
8 卒業式前後 |
9 学校と地域で劇づくり2 |
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2章 演劇が子どもたちを育て地域を変える。 |
▼和枝碑追悼・平和ロックソーランが変えたもの |
1 校区に和枝碑がある谷本中学の平和学習 |
2 谷本中学演劇部による和枝碑ロックソーランの誕生 |
3 和枝碑ロックソーランの反響と人々 |
4 緑区民ミュージカル「MOVE─私たちは忘れない」周辺 |
5 土志田勇さんの最後の仕事 |
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3章 区民ミュージカルがつくった演劇教育と地域演劇 |
▼よこはまの演劇大好きな子どもたちはどのようにして生まれてきたか |
1 緑区民ミュージカルの発足と演劇教育・地域演劇 |
2 区民ミュージカルによる演劇教育と地域演劇の展開 |
3 よこはま区民ミュージカル連絡会の発足 |
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4章 アースよこはまミュージカルは芸術で社会を変える |
▼ジュディス・マキューズが提起したもの |
1 アース・シンポジウムの興奮 |
2 アースよこはまミュージカルの誕生へ |
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5章 「劇団ひこばえ」ってなあーに |
▼学校の枠から超える子どもたちが演劇空間を地域につくる |
1 地域を基盤とする演劇教育集団「劇団ひこばえ」の出現 |
2 地域演劇教育集団「劇団ひこばえ」がつくった演劇教育 |
3 神奈川県地域演劇交流発表会(県地域演劇春フェス)の誕生 |
4 地域の共同体と市民社会の復権を問う劇団ひこばえ公演への劇評 |
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6章 劇評「横浜の演劇教育をふりかえって」 |
▼「劇団ひこばえ通信」連載劇評にかけるもの |
7 章 評論「演劇と社会を見つめて」 |
▼演劇をつくる喜びを独り占めにしてはいけない |
1 演劇と格差社会を考えるために |
2 演劇から「平和」、「人権」を考える |
3 横浜市演劇部指導員制度を変える |
4 格差社会と演劇教育の子どもたち |
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あとがき |
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1942年 大阪生まれ。
1959年三重県鈴鹿市で伊勢湾台風に被災。1962年に東京教育大学に入学する。1966年横浜市公立学校教員に就く。1977年に少数派労働組合の結成に参加する。
1994年、51歳で転勤した中学校で演劇部顧問となり、初めて演劇教育と接する。1999年、横浜北部中学校演劇教育研究会会長。
2000年、地域演劇教育集団「劇団ひこばえ」代表。
横浜と神奈川の演劇教育と地域演劇の制作プロデュサー。
日本演劇教育連盟会員。 |
■編著書
『学校神話の解体』(三一書房)、『中学生とつくる総合的学習』(晩成書房)、『子どもが変わるもうひとつの学び』(晩成書房) |
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